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※疾患説明については、当ページ下部にあります

皆様のホームドクターとして

concept

かでな泌尿器科クリニックでは、患者様の目線に立ち、これまでの治療経験と専門的な知識のもと、じっくり話を聞き、わかりやすい説明、やさしい医療を心がけております。
気になることは何でも話をしていただき、何でも相談できる医者でありたいと診療に臨んでおります。
おしっこの出が悪い、尿が近い、残尿感がある、尿が出るときに痛む、血尿が出る、その他、排尿にかかわる症状はもちろん、泌尿器科的なこと以外でも気になることがありましたら、かでな泌尿器科クリニックにお気軽にご相談ください。
必ずお役に立てると信じております。

診療の流れ

flow

尿検査を必要とすることが多いので、尿を出さずにご来院ください。

1. ご来院

受付にて「初診」であることを告げてください。

2. 保険証などの提示

受付に「健康保険証」や「各種医療費助成の証書」を提出してください。

3. 問診票の記載

「問診表」に症状やお名前や連絡先などを記入し、受付に出してください。

4. お待ちください

待合室でお待ちください。

5. 診察

お名前が呼ばれましたら診察室にお入りください。

6. お待ちください

診察・治療後は、待合室でお待ちください。

7. 会計

お名前が呼ばれましたら、会計をお願いします。

かでな泌尿器科クリニックは院外処方となっております。お薬は院外調剤薬局をご利用ください。

初回の診察時の注意点

  • 症状や経過を詳しくお話ください。
    また過去に治療の経験がある場合は、ご遠慮なくお伝えください。
  • 妊娠やその可能性がある場合や、授乳中の場合は、必ずお伝えください。
  • 他に病気をお持ちの場合や、お薬を飲まれている場合は、お薬手帳をお持ちください。
    お持ちでない場合は、おわかりになる範囲で詳しくお伝えください。できれば飲んでいるお薬や、その説明書きをお持ちください。
  • 薬でのアレルギーの経験や、その他のアレルギーをお持ちの場合は、お伝えください。

疾患説明

desease

前立腺肥大症

前立腺とは精液の一部を構成する分泌腺です。
膀胱の下方にあって、尿道を取り囲むように存在します。
これが、年をとるとともに大きくなり、尿道を圧迫しておしっこに関する症状(出にくい、残尿感がある、頻回にトイレに行くなど)を起こします。

検査としては、超音波で前立腺の大きさをチェックするとともに、尿の出方を調べます。
この時、一度は前立腺癌のチェック(血液検査)も受けていただいたほうがいいでしょう。

検査によって排尿状態を把握したのちに、治療を検討します。
肥大が大きくても、残尿がなく、おしっこの出がいい場合には治療の対象とはなりません。

治療としては、最近はいろいろ有効な薬剤が開発され、外科的手術に至る方は少なくなりましたが、薬物治療にてコントロールができない場合には手術を行うこともあります。
多くの前立腺肥大症の手術は内視鏡的手術で、お腹を切ることはあまりありません。
かでな泌尿器科クリニックでは、患者様一人一人の状態にあわせて治療方針を相談させていただいております。

前立腺癌

前立腺癌は日本の男性で最近、最も増えている癌の一つです。
初期の場合、特徴的な症状はありません。少し進んだ状態でも前立腺肥大症とほとんど似た症状をきたすのみですが、進んでくると(特に骨への転移が起きると)、腰痛や、背中の痛みなどのおしっこ以外の症状が出てきます。
血液検査で多くの初期の前立腺癌が発見できます。PSAと言って前立腺より分泌されるホルモンです。
癌の腫瘍マーカーとして大変有用なホルモンですが、癌だけから出るわけではなく正常の前立腺組織よりも分泌されます。
前立腺の大きさや臨床症状などを含めて総合的に判断し、必要な方に対しては直接、前立腺の組織を取って
癌細胞がないかどうか確認の検査を行います。

もし癌が見つかれば、患者様の年齢や癌の広がり具合を調べて治療法を相談します。
比較的若い方の場合で、早期であれば手術による摘除や放射線治療が対象となります。
高齢であったり合併症などで手術が困難な場合でも、ホルモン治療という有効な治療があります。
個人個人にあわせたオーダーメイドの治療を検討しましょう。

過活動膀胱

過活動膀胱とは、急に尿意を催しておしっこが我慢できない事があり、通常、頻尿・夜間頻尿を伴う状態をいいます。原因は一つではなく、脳血管障害などの神経疾患から、以前には不安定膀胱と言われていた病態が含まれます。似たような症状を起こしますが、前立腺肥大症、膀胱炎などの疾患によって引き起こされるものは除外されます。

治療としてはまず、基礎に何らかの病気が潜んでいないかどうかを調べますが、膀胱が過緊張状態であることがわかれば膀胱訓練などの行動療法や、最近は数種類の膀胱の被刺激性を抑える薬剤が用いられます。

ここで気をつけておかなければいけないのは、頻尿と同時におしっこの出が悪い場合、膀胱の被刺激性をおさえる薬剤を使うと、時としておしっこが出なくなったりすることがあります。
治療として、微妙な調整が必要な場合がありますので相談ください。

尿路結石

急に血尿を伴って背中から、横腹、下腹にかけての痛みが来て、救急外来に飛びこまれる方の中に尿路結石の患者様がおられます。
男性の11人に1人、女性の26人に1人が一生の間に一度は尿路結石になり、一度結石になられた方の3割から半分の方で再発をみると言われています。

原因は高尿酸血症を伴った尿酸結石がありますが、多くがはっきりしません。ただ、危険因子としては水分をあまりとらない。偏った食生活などが言われています。
多くの結石は自然に出てくれるのですが、中には積極的に石を出すことを考えなければいけない場合もあります。その場合でも、メスを入れることは現在では少なくなっており、体外衝撃波結石破砕術といって体の外から衝撃波を当てて体の中で結石を破砕し、小さくして自然に出やすくする治療が主体です。

注意が必要なのは、痛みが取れたからといって安心してしまうと結石がとどまっていて、腎臓の機能が落ちてしまうことがあります。結石が出たかどうかの確認は必ずしておきましょう。

膀胱癌・腎盂尿管癌

おしっこに血が混じって出てくる場合、一番気をつけておかなければいけないのが、『尿路上皮癌』と言って、尿の通り道(腎盂・尿管・膀胱)に悪性の腫瘍ができていることがあります。
病気の頻度として男性は女性の3倍多く、喫煙との因果関係が疑われています。

膀胱癌については、早期であればお腹を切らずに内視鏡的に手術処置が可能ですが、腫瘍が大きかったり、多発性の場合、膀胱を全部とるような手術が必要となることもあります。
目で見ておしっこに血が混じれば当然ですが、検診などで尿に潜血があると指摘された場合でも、一度は精密検査を受けてみる必要があります。

ED

勃起にはペニスにある海綿体の平滑筋の役割が重要と考えられています。
この平滑筋が弛緩することによって、陰茎海綿体内に血液が流入して海綿体内が血液で充満し、その結果、流出静脈が圧迫されて勃起が完成、維持されると考えられています。
この平滑筋の弛緩を促す仕組みとして、一酸化窒素(NO)が重要な役割を果たしていることがわかってきました。一酸化窒素は平滑筋内のCa濃度を低下させることによって平滑筋を弛緩させ、ペニスの動脈を広げることによって勃起を生み出します。

この平滑筋内のCa濃度を低下させるために働く酵素が「cGMP」といわれる酵素で、一酸化窒素(NO)は、「GTP」と呼ばれる前駆体から、「cGMP」を誘導することがわかってきました。
ここで勃起の起き方について説明します。勃起は大きく分けると2つのタイプがあります。

性的刺激から勃起するものと膀胱からの刺激で勃起するものです。

どちらもなんらかの刺激によって、勃起が始まります。脳内で刺激を感知すると、ペニスの海綿体に血流量を増やす指令が発せられます。その指令によりペニスに血液を送る動脈をひろげる「cGMP」が伝達され勃起に導かれます。
勃起が収まる機構としては、「cGMP」の分泌が減少し陰茎海綿体内で、「cGMP」を分解する「PDE5」といわれる酵素が働くことで動脈が細くなり、血流量が減少して勃起が収まることとなります。
本来は、「cGMP」と「PDE5」がバランスを取って血液量を調節していますが、いろいろな原因にから「PDE5」の働きが活発になりすぎたり、逆に「cGMP」の誘導が減少すると充分に勃起を維持することができなくなります。
バイアグラやシアリス、レビトラなどのED薬は、この「PDE5」の働きを阻害して、「cGMP」の分解を抑制して勃起させようとするものです。

ED薬を使う時に気を付けるポイント

飲むだけでは勃起しません。必ず性的刺激を与えてください。
4時間以上勃起が続く場合は必ず連絡をしてください。
グレープフルーツジュースを同時に飲むとバイアグラの効果が過剰にあらわれる可能性がありますので注意してください。
食後、特に高脂肪食を取った後に服用すると吸収が悪く、効果が不充分となることがあります。

PDE阻害剤の内服が禁止される場合

以下の方には処方できないためご了承ください。
・心筋梗塞(6カ月以内)
・低血圧(90/50mmHg以下)
・高血圧(170/100mmHg以上)
・脳梗塞、脳出血(6か月以内)
・重度の肝障害(肝硬変)
・網膜色素変性症(進行性の夜盲)
・ある種抗不整脈を内服されている方

かでな泌尿器科クリニックでの処方

・バイアグラ(25mg)… 1,200円
・バイアグラ(50mg)… 1,500円

・シルデナフィル(25mg)… 800円

・シルデナフィル(50mg)… 1,200円
・レビトラ(10mg)… 1,200円
・レビトラ(20mg)… 1,500円
・シアリス(10mg)… 1,500円
・シアリス(20mg)… 1,700円

 

※現在、EDにかかわる診療は保険がききません。